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・井上アヤ子著 「もう一度、お母さんと呼んで」
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完全版
 「もう一度、お母さんと呼んで」

分冊版
 表紙〜序章
 1章
 2章
 3章
 4章
 5章
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更新の履歴

 長岡技術科学大学 自動車部に在籍してした ”井上 洋行”君 は、自動車部活動のナイトラリー中に、不幸にもコース脇の河川に転倒したまま転落し、二十二才という短い青春に終止符を打ってしまいました。
 残された御家族、自動車部員のやりきれない気持ちが残る中、一周忌を迎える夏に、母親である アヤ子 様が、事故からの動揺、お気持ちをつづられら 「もう一度、お母さんと呼んで」を書き上げました。
 本の中では、一人息子を事故で失なった無念さ、行き場の無い悲しみが切々とつづられております。
 残された我々自動車部員としては、今後このような痛ましい事故をおこさぬよう、事故以来活動内容の見直し、安全に関する具体的活動、洋行君の供養ならびに事故の後世への確実な伝承を行ってきました。
 今回は、自動車部員への事故の後世への伝承だけにこの本を見るのではなく、同じモータースポーツを愛する皆様方にも、一度目を通していただきたく、電子化作業に取り組みました。著者である 井上アヤ子 様からも、電子化・HP掲載に関して、快く御了解をいただきました。
 モータースポーツを愛する我々自動車部が、モータースポーツの裏側に直面する「事故」というものの考え方と、事故により残された者の気持ちを代弁するという形で、モータースポーツを愛する皆様方に、今一度事故というものに対する真剣な心構えを持っていただくべく、一つの参考書となればと幸いであると考えております。

「もう一度、お母さんと呼んで」電子化作業グループ
    長岡技術科学大学 自動車部 OB(鹿野・西田・水野)、在校生一同