ソーラーカーの機械系のメインと考えられるのは、フレームやサスペンションであるが、実は、最も大切な部分がある。それは、当たり前のようだがタイヤである。いくら素晴らしいフレームやサスペンション機構、電気回路であっても、パンクしたり、スポークが折れたりして、走れなくなれば、すべてが終わりである。
しかも重要な部分である上に、走行中には、砂地や雨など非常に過酷な状態で動いているのです。
もしそんな状況を歪んでいるタイヤ（ホイール）で走ると、タイヤの一部に大きな力がかかり、そこからパンクやスポークが折れたりするのです。
ホイールバランスを取りタイヤを真円にするということは、いかにうまく力を分散して、バランス良くタイヤを回すかということのために必要なのです。