[ 上へ ] [ WSR96 ] [ WSR97 ] [ WSR98データ ] [ 栃木大会データ ] [ JISC2000 ] [ 電気系の説明 ] [ 機械系の説明 ] [ 車両仕様書 ] [ 大会の記録 ]

機械系の説明



1992年 小山工業高等専門学校 電子制御工学科 鹿野研究室の未来への挑戦が始まった...。
現在ソーラーカーを作って四年目―。
秋田をはじめ能登、鈴鹿、名古屋で開催された数多くの大会に参加、完走を果たして参りました。
「KANOW-Tech.」号の性能は最高速度69km/h、'96 W.S.R.in Akitaにおいて三日間(25時間)で620kmを走破しております。


フレーム
fleam フレームにはアルミ丸パイプを使用しています。独自に設計しました。
アルミの溶接は、溶接の際アルミが酸化してしまうので、溶接する部分にアルゴンガスを吹き付けながら行う必要があります。そのため、その設備のある地元の溶接業者 大進溶接さんに溶接をお願いしました。


フレームの強度をコンピュータ解析により調べました
nobi 人とバッテリーを載せたときのフレームの伸びの長さを色で示してあります。
GIFimg 7kB


ouryoku 人とバッテリーを載せたときのフレームの引っ張り応力を色で示してあります。
GIFimg 7kB


タイヤ
tiye タイヤは、車椅子用を改造して使用し、簡単に取り外しができる様になっています。
また、転がり抵抗を下げるため、スリックタイヤを履いています。
しかし、スポーク同士があたってしまう構造となってしまっているため、ストレスがかかり折れやすくなってしまいました。
ストレスをなるべくかからないようにするため、 アライメントを正確にとることがとても重要です。しかしながら'96秋田では、3回スポークが折れてしましました。




同じ頃から行っているライバルチームが次々と新車両となるなかで、各大会でデータをとり四年間改良し続けた「KANOW-Tech.」号も限界まできました。
電子制御工学科ということもあって機械関係にまだ不安な部分もありますが、現在急ピッチで去年の先輩方の基本設計をもとに旧車両より高性能なものを目指しております。


denki●電気系の説明
●鹿野研ホームに戻る