ソーラーカーに使用しているすべてのネジと、不足している予備のネジを調べています。
そして、大会当日のトラブルに即座に対応できるように整理し、不足しているネジを購入しました。
秋田の大会では、ドライバーの最低の重さが決まっておりその重さに満たない分の重りを載せなければなりません。そのための箱を作りました。
タイヤは、車の命。ホイルバランスは、スポークの張りで調整します。
ホイルバランスを取るということは、いかに丈夫で、力を分散してバランス良くタイヤを回すかということのために必要なんです。
今使用している太陽電池は数年前に購入したもので、雨の中を走行したこともあって、ウニョウニョになっていたり、性能の劣化している可能性があるので開放電圧と短絡電流、負荷をかけたときの電流電圧を調べました。その結果、新品とあまり変化がないことがわかりました。
パネルの補修と故障していたウィンカーを修理し、作業を終了しました。
テレメーターは、ソーラーカーの速度や発電電流、バッテリー電圧などの測定結果を、無線機を使って自動でピットに転送する装置。
この装置は、まだ試作の段階でズータイがでかい上、まだ確実性がいまいちなので、ケースに詰め込む作業とプログラムの改良をしています。
コンピュータからソーラーカーへのデータ転送試験は、はぼ終了しました。
シーケンサは、ソーラーカーの速度や発電電流、バッテリー電圧などを自動で測定し、RAMカードやテレメータなどにデータを渡す装置。
走行には支障はないが、データが取れず卒業研究にならないので私たちにとっては非常に重要な装置。
先日、ソーラーカーの試験走行のときバッテリーを逆につなぎ、保護回路の甘かったシーケンサの電源回路から煙が出て故障してしまった。
その時補修した電源のレギュレータIC(中古らしい)が壊れていたり、補修のときに飛んだはんだがデータラインにくっついてデータを狂わしていたり、データラッチのICが壊れていたり、断線していたり、ふんだりけったりだった。
次回の大会には、今までより大容量のバッテリーを積む予定です。そのために、それを入れる一回り大きな箱を作ことになりました。
箱の製作は完了しました。
風量や方角、日射量からソーラーカーの走行指示を出すため、毎回その時の気象を観測しています。
日射計は、内部に熱電対を使用しており出力が、最大でも7mVと小さいためこの微少電圧を200倍に増幅し、観測システムに渡す回路と、風速計の方角と風速の信号を電圧に変換する回路を製作しました。
走行中ピットと無線で連絡するための、ヘルメットに内蔵するマイクの製作と、走行中邪魔にならず操作しやすい送信ボタンの配置を検討し装着しました。
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